勉強は朝型と夜型どっち派?朝型と夜型を徹底比較!!

勉強は朝型と夜型どっち派?朝型と夜型を徹底比較!!

【朝勉強派】朝スッキリ目覚めた状態で、さぁ勉強!

寝起きの勉強は非常に効果的です。
目が覚めてすぐというのは、人によっては頭が働かないと感じるかもしれませんが、ところが、脳が覚醒に向かう途上に学習を組み込むことで、多くの情報を処理できるようになるのです。
たとえば、朝起きて寝起きで脳が働いていない状態でニュースを眺めていたにもかかわらず、昼休みにはニュースで見たことを、友人や同僚と話題にしていることも少なからずあるのではないでしょうか。その情報量は半端なものではありません。
このように、適切な睡眠時間を取った後に目覚めた脳というのは、勉強において非常に高い吸収力を持っています。
脳みそは起きてから2時間程は、少しぼんやりした状態にありますが、
また、朝5時に起きていれば、テストが始まるまでに3時間以上経過していることもあり、活性化という意味においても非常に優れ、テスト中に脳みそがフル回転する状態に持っていくことが可能です。

どうせならはかどる勉強を!朝勉強派がやるべき勉強とは?

人は睡眠により、海馬(脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官)にたくわえられた情報を整理整頓することができます。
つまり、朝起きたときというのは、脳内が整理された直後なのです。そのため、記憶の干渉を受けずに、脳内にすんなりと情報を送り込んでいくことができます。目にするもの、耳にするものが新鮮に感じられると、海馬からシータ波が発生しやすく、つまり、海馬が活性化し、外部からの情報を記憶に焼き付けようとしている状態になりやすくなります。
その意味では、朝には暗記物が適しているかもしれません。数学などの思考を要するものだと、まだ前頭葉(感情・思考などを司る脳の器官が活性化していないので、頭がボーッとしたまま学習することになります。これでは質の高い勉強とはなりません。もし論理的思考を要する勉強をする場合は、起床から数時間たったあとのほうがよいでしょう。

さらに、早朝は誰もが寝静まっているときであり、周囲はまだ静寂につつまれています。夜のように面白いテレビ番組とか、誰かからの電話やメールといったものがありません。勉強だけに集中しやすいといえます。さらに、できるだけ早い段階で「やるべき勉強」を済ませれば、「やるべきことの3分の1を、すでに終えた」ということで、その日1日肩の荷を少しおろすことができます。あとは残りの3分の2をこなすだけです。

朝勉強だけでは報われない?朝勉強のデメリットとは?

朝勉強して記憶したことは、時間が経つにつれて他の情報の干渉を受けやすいです。純白なキャンバスに情報を入力したものの、昼や夕方、夜に入ってくる情報によって上書きされる危険がつきまといます。
ですから朝に勉強したことは、夜にも再度、復習するようにしましょう。忘却曲線によれば、人間はたった1日で74%もの情報を忘れてしまうそうです。ですから、1日の最後に朝やった内容を反復するということは、二重の意味でお勧めできます。
また、寝る前の勉強以上に、寝起きと言うのは時間に制約が多くあります。通勤通学までの忙しい時間帯でもあるため、なかなか勉強に手が回らないという人もいるでしょう。勉強時間を確保するために、
・今までより1時間早く起きる
・一本早い電車に乗って空いている車内で勉強する
などなど、工夫が必要になります。
効果の高い学習成果を得るために生活スタイルを見直しながら、朝の早い時間から勉強できるように改善していきましょう。

【夜勉強派】日中の疲れもなんのその!やる気を今日最後の努力に変えて!

寝る前の勉強というのは、日中の疲れで頭の回転が鈍くなっていると批判されることもありますが、実際には多くのメリットがあります。人間の記憶は、睡眠中に形成されているものです。起きている間に学習したことを、睡眠で脳を休める間に、明確な「記憶」として刻み込んでいくわけです。
寝る直前であれば、睡眠の記憶整理の力をより効果的に役立てることができるでしょう。

学校や塾で学習したことを無駄にしない!夜寝る前にするべき勉強とは?

寝る前は、一度理解したことを復習するのがベストです。日中の頭が良く回転する時間帯に理解したことを、もう1度見直して記憶をしていくのです。そうすることで、翌日以降に忘れてしまうことも少なくなり、次の学習に自信を持って進むことができます。
また、寝る前の学習を予定に組み込んでおけば、それに向けてノートをまとめる等の工夫をしやすくなります。日中に勉強をしているとき、その場では不要と感じたことでも、夜のために見やすくまとめる習慣が身につくのです。
こうした習慣が身につけば、同じ学習量であっても、深さという点ではより効果が高くなると考えられます。ただ、夜は眠気が伴うことが多いので、できれば手を動かして英語の単語や漢字を書いたりするとよいでしょう。また、眠気を追い払うために、立ったまま勉強したり、部屋を歩き回りながら英単語を覚えたりすることが効果的です。こうすれば足の筋肉からの刺激が脳を刺激し、眠気をふきとばしてくれます。

やっぱり疲れが……夜勉強の派デメリットとは?

夜は仕事や学校などで、労力をかなり使っているので、なかなか勉強する気が起こらないデメリットがあります。また面白そうなテレビ番組があったり、家族が楽しそうに会話していたりと、いろいろな誘惑があります。そのような誘惑をうまくコントロールできる自信があり、なおかつ夜型の人は、朝よりも夜に勉強するほうがいいのではないでしょうか。夜は勉強したあとに睡眠に入るので、勉強したことが干渉をうけずに整理されやすいメリットがあります。学習した直後に、すぐに深い睡眠に入る……これこそがお金のかからない効率的な試験勉強です。朝の勉強のように、2回学ぶという「2度手間」を必要としません。
ただし、やはり睡眠時間を削って行う寝る直前の勉強は、逆効果になる場合もあるので注意してください。

【まとめ】自分に合った勉強スタイルを見つけること!

以上、朝と夜の勉強の長所・短所について見てきましたが、両方を同時に実践することは危険です。夜遅くまで勉強している人が、「朝勉強がいいらしい」ということを聞き、「それじゃあ、自分もやってみよう」というのは危険です。それでは睡眠時間が短くなり、睡眠中の記憶の整理が不十分になるからです。それでは覚えたいことも記憶に定着しなくなります。
勉強は夜か朝かということは、一概には言えません。
どちらにもメリットがあります。もっといえば好き好きといえます。体内リズムが朝型の人は、朝勉のメリットを享受すればいいし、夜型の人は無理に朝型にする必要もないかと思います。夜にも学習のメリットがあるからです。
大切なのは、自分に合った勉強スタイルを見つけ、それをコツコツ継続していくことなのです。