英語のリスニングが苦手?シャドウイングで英語力アップ&リスニングの苦手克服!

英語のリスニングが苦手?シャドウイングで英語力アップ&リスニングの苦手克服!

はじめに

「文法や長文は自信があるけどリスニングは苦手です。」という人に出会うことがあります。センター試験でも、1点でも落としたくないのがリスニングです。リスニングはトレーニングをつめば誰でもできるようになります。ただ、参考書とにらめっこしているだけではリスニングは上達しません。では何をすればいいのか・・・シャドウイングです。シャドウイングは実は同時通訳の訓練に利用されている方法なのですが、リスニング力向上の基礎として確実に必要である「知覚」と「短期記憶力」を鍛えることができます。まず英語の単語ひとつひとつを聞き取る訓練をするということです。シャドウイングをどのように行って、どのような効果があるのか説明していきましょう。

シャドウイングの方法

まず、練習する題材とCD、またはその題材を読んでくれる人が必要です。授業で使う教科書のCDがあるとベストです。もっと発展的なシャドウイングをしたいという方は、英検のリスニング問題を使うのもいいと思います。中学卒業レベルと言われているのが3級ですので、3級からスタートするといいでしょう。
シャドウイング方法:
①リスニング
 まず、本文を見ずにCDの音声に耳を澄ませて下さい。(ここでおおまかな概要をつかみましょう。トピックは何なのか、キーワードを探すつもりで聞いて下さい。)
②マンブリング
 まだ、本文は見ません。小さな声でCDから聞こえた単語をできるだけ追っかけて言います。(真剣にやるとかなり疲れます。①で見つけたキーワードは必ず言えるように、よく耳を澄ませて下さい。)
③リーディング
 本文を見ながら、CD等の音声に合わせて音読して下さい。(CDに遅れないように、抑揚やリズムに気をつけて下さい。)
④意味を確認
 本文の意味を確認して下さい。
⑤シャドウイング
 本文を見ていない状態で、英語の音声に集中し、真似をして復唱して下さい。(③の時のように抑揚やリズムにも注意して下さい。)

ここからは発展です。
⑥シャドウイング-レベル2-
⑤では抑揚やリズムという音声に集中しましたが、レベル2では本文の意味、内容を理解しながら、同時に言えるくらいを目指します。

シャドウイングの効果

 リスニングで何が一番問題になっているかと言うと単語の聞き分けです。例えばリーディングではmouseとmouthは見間違えることはありませんが、音声になってしまうと、聞き間違えてしまいます。それは、英語を「知覚」できていないことに原因があります。
 2つめの問題は記憶力です。英語のリスニングというのはただ聞いているだけでは、ただの音声にしか聞こえません。言語として認識し、意味を理解するには文脈や文章の流れをつかむ必要があります。それには記憶力がある程度必要なのです。

 この2つの点をもれなく鍛えてくれるのがシャドウイングです。上記に記載した①から⑥のステップを踏むことによって確実に英語を「知覚」できるようになり、短期記憶力もあがります。⑥のステップまでできるようになると、自然と文章を句や節単位で理解できるようになり、文脈を考えながら言えるようになります。

 英語を「知覚」すること、短期記憶力の能力を上げることによってリスニング能力は劇的に上がります。

*注意*

 シャドウイングはかなり難しい活動なので、選ぶ教材は簡単なものからにして下さい。
本当にリスニングが苦手という方は、中学生時代の教科書を使ったり、すでに学習した題材から始めて下さい。最初から難しい題材を選んで、シャドウイングをしてしまうと、挫折してリスニングをあきらめてしまう人をよくみます。簡単なものから徐々に難しくしていきましょう。