勉強法 「もうあきらめよう」そんな時のモチベーションの保ち方

「もうあきらめよう」そんな時のモチベーションの保ち方

「もうあきらめよう」そんな時のモチベーションの保ち方

キャンパスに行ってみる

オープンキャンパスや説明会の日でなくても、大学のキャンパスに行ってみることで「ここに来るために今頑張っているんだ」という再認識ができます。人は自分が何のために頑張っているのかわからなくなるときに、力が出ないものです。頭ではわかっていても、実際にその場所を目で見て、音を聞いて、肌で空気を感じると「4月からここに来る」という実感が湧いて、力も湧いてきます。

食べる

脳に栄養が足りないと、脳のパフォーマンスが下がり、勉強の効率が悪くなるだけでなく、気分が下がります。お腹いっぱい好きなものを食べることで、さっきまでの落ち込んだ気持ちがスッカリ消えて、「何であきらめようと思ったんだっけ?」なんていうこともあります。単純なようですが、脳に栄養が行くと気持ちは変わります。ただ、気分が落ちていると、食欲も出ないのですが、そういうときは、アメをなめるだけでも、糖分が頭に届くので良いです。

お風呂に入る

お風呂に入るのは1日1回と決めつけていませんか。2回でも3回でも入って悪いことはありません。もちろんその時間が長すぎたら、勉強時間を大きく削ることになるかもしれませんが、20分や30分ぐらいなら問題ありません。頭がスッキリして、気分も晴れて、効率的に勉強が進められるはずです。

声に出してみる

「もうあきらめてやる」とか「やめてやる」とか、ネガティブな内容でも、自分の思ったことを実際に声に出してみると、ストレスが発散されて、いったん気持ちをリセットできます。声に出した後に、落ち着いて本当の自分の気持ちに向き合ってみると、また頑張れます。

ストレッチ(体も心も)

若くても、長い時間、同じ体勢で勉強をしていると、肩は凝るし腰も痛くなります。体が痛くなるのと、同様に、心も痛くなります。本当は遊びたいのに、もっといろんな所に行きたいのに、小さくなって同じ姿勢で勉強しているのだから、体も心も同じで、羽を伸ばしたくなります。ストレッチで伸ばしてあげる必要があります。体には、実際に筋肉や筋を伸ばして、ストレッチを行うのも大切ですが、心のストレッチとして、たまには遊ぶことも大事だと思います。「3時間勉強したら20分テレビを観る」とか「1週間がんばったら1日遊ぶ」とか自分なりのルールをつくって、心のストレッチを行う機会を設けるもの大切です。

最後に

私は、特に「心のストレッチ」が大切だと思っています。「あきらめよう」と思っているときは、たいてい頑張りすぎて、心に余裕がなくなっているときです。でも、そんなときは、なぜか自分が頑張っているという自覚はなくて「もうダメだ」とネガティブな方向にしか、心が向かいません。そんなときは一服することが、長い目で見たときに、実は近道なのかもしれません。