勉強法 私立専願生に問う!?センター試験は受けるべき!?それとも・・・?

私立専願生に問う!?センター試験は受けるべき!?それとも・・・?

私立専願生に問う!?センター試験は受けるべき!?それとも・・・?

センター試験とは何のためにあるの?

さて、センター試験とは何のためにあるのでしょうか?正確に言うと「大学入試センター試験」といいます。元々の正式名は「国公立大学共通第1次学力試験」が改め「大学共通第1次学力試験」と現在は呼ばれているそうです。

さて、元の名前からもわかるとおり、国公立大学を志願する生徒が基礎学力を測るためのテスト(俗にいう「足切り」です。嫌な言葉ですね~)として、存在しています。現在もそれは色濃く残っているでしょう。

もちろん、私立大学の8割がセンター試験を選択方式に採用しているので、センター試験を利用して、合格するという手段もありえるでしょう。

センター試験は本命私立の練習になる?

はっきり言いましょう!「なりません!」

以上!!

というと、あまりにも乱暴なので、きちんと説明しましょう。
本命の練習になるというのは果たしてどういうことでしょうか?
筆者は学校の先生から言われた言葉にとても疑問を持ちました。本番さながらの雰囲気に慣れる?時間内に試験を解く練習?どれも根拠に欠きます(我ながら嫌な生徒だった…)。

「本番さながらの雰囲気に慣れる」はそもそもセンター試験がメインの試験ではないので、個人的には「本番ではない」と感じました。

「時間内に試験を解く練習」に関しては全否定しました。自分の本命校とセンター試験の出題形式や特徴が似ていたら否定はしませんが、明らかに両者ともに異なっていたので、あっさり拒否しました。そうです、「赤本」で充分です。

結論、形式や出題傾向も全く違う国公立1次試験と各大学によって傾向がまるで異なる私立大学の試験は完全に別のものです。

よって、私立大専願生とって、センター試験は本番私立の練習には決してなりません。

私立のセンター試験選択方式のメリットを論理的に考えよう

私立大学の科目にセンター試験を選択する手段は、果たして私立大学専願生にとって、有効な手段なのでしょうか?

残念ながら、違います。

今も昔もそうですが、センター試験選択方式で私立大学に合格するには非常に難易度が高いです。
理由は2つあります。

1つ目はセンター試験選択方式での募集人数が少ないこと。
2つ目は国公立専願生に非常に有利であること。

1つ目はそもそも狭き門であるだけでなく、かなりの高得点を取らなければ、合格することはできません。2つ目の理由としては、国公立専願生はセンター試験に命をかけているので、私大専願生が彼らと勝負をするのはそもそも分が悪すぎますよね。

筆者もセンター試験は簡単だからと思っておりましたが、決して簡単な試験ではないことを肝に銘じておいてください。

私立専願生にとって、センター試験を勉強するのは○○です

筆者が現役生のころ、センター試験対策はしたことがありませんでした。
なぜなら、12月までラグビーに青春を捧げていたからです。そもそも、私立大学だけで限界でした。

その代わり、筆者は志望校を3つに絞り(出題形式や傾向が似ている学校、学科に絞った)、命を懸けて、その対策を行いました。その項が総じて、3つとも現役合格ができました。

そう、私立専願生は自分の本命校にターゲットをあわせて、それに集中することが大事です。
なぜなら、私立大学は各大学とも非常にユニークな出題形式や傾向があります。

その対策や過去問になれることが合格への近道です。

ずばり!私立専願生にとって、センター試験を勉強するのは「時間の無駄」です。
(相変わらず、ひどいこと言うな~)