勉強法 センター数学IAで80点を越すことができないあなたへ! 数学で高得点を取る秘訣とは?

センター数学IAで80点を越すことができないあなたへ! 数学で高得点を取る秘訣とは?

センター数学IAで80点を越すことができないあなたへ! 数学で高得点を取る秘訣とは?

センター数学を解いている時に何を考えていますか?

センター数学を苦手に思う人は多いかと思います。二次対策としての数学には自信があるのになぜかセンターではなかなかいい点が取れないという人は結構多いとは思います。
なぜこんなことがあり得るのでしょうか。
ですが意味もなく点数が取れないということは絶対にありえないことなので、何かしらの問題があるということをまず自分に言い聞かせてください。
よく後からじっくり解いたら余裕で解けたから大丈夫という人がいますが、大丈夫ではありません。
じっくり解くのと厳しい制限時間で解くのでは大きな差が生まれます。
みなさんは何を考えながら問題を解いていますか?
時間が足りなくならないように早く解こうと考えている人が大半だと思います。
ですが実際にはそれよりも考えるべきことがたくさんあるのでそれを紹介したいなと思います。

時間が足りなくなる。。。

テストが終わった時によく聞かれる言葉として、時間が足りなかった。
というのが多い気がします。それゆえに時間を意識して解く人が多いと思います。
確かに数学ⅠAはかなり時間との勝負な部分が大きいと思います。
計算量も多く、ミスもしやすいです。
そんな中でどうやったら高得点を叩き出せるのでしょうか。
言葉で言えば簡単ですが、ミスをせず全ての問題を解き終える。
これだけですね。
それができないから困っているのだと思います。
では簡単にまず何ができるのかを具体例を示しながら説明してみます。

二次関数

それでは二次関数にて具体例を示してみます。
必ずと言っていいくらい二次関数が出てきますね。
まず問題文を読むと思いますが、そのときに出てくる関数を反射的に平方完成して頂点を出す人があまりにも少ないです。
高い確率で頂点をまず答えさせる問題から始まり、その関数の軸の位置によって最大最小が変わる問題などが多く出題されるという傾向があるのに、なぜ頂点を出さないのかが不思議です。
これを無条件にやることでグラフも描きやすくなり大体の場所(もちろん頂点に変数が入ってくることもあります)をつかむことができます。
これだけでそのあとの問題にも取り組みやすくなるのは間違い無いでしょう。
ぜひ実践してみてほしいと思います。

平面図形

では次に平面図形について考えてみましょう。
これも同じくまず問題を読みます。
そして多くの人が図形を描くと思います、これはまちがってはいませんが、この描き方にかなり問題がある人が多い気がします。つまりいきなり丁寧に描く人が多いのです。
多くの問題は肝となる図形の一辺やら角度やらが不明なのです。
それなのになぜ綺麗に描く必要があるのでしょうか。
その不明なものを出すのには簡単な図形でもの足ります。
そして全ての図形の要素が出揃ったら綺麗にもう一度大きく真ん中に書き直すのがいいと思います。
そのときにその後の図形に対して延長を加えられる余白を取りながら描くのも大きなポイントです。
つまりはじめの図形は左上などに軽く90度より大きいか小さいかや、どの辺が長いのか、また何角形なのかという特徴だけをしっかり捉えてあとは軽く描けばいいのです、なぜならどうせあとから描き直すのですから。
これだけで時間をかなり短縮できます。
図形を描くのに大体1分はかかると思います。
高得点を取る多くの人は図の数が少なく、さらに図形にはよけいな書き込みが少ないです。
図形は綺麗な方がいいに決まっていますし、情報量が多いと図形の性質に気づけなくなりやすいです。
このように図形を描くにしてもかなり意識すべき点が多くあります。

結局センター数学って?

このように具体例を示させていただきましたが、これはあくまで僕の個人的な意見であり、全ての人にうまくはまるものでは無いかもしれません。
ですが、少なくとも数学の実力があるのに高得点を取る人が多くいて、その人たちには実力ではなく他の何か無駄なものや足りないものがあることは事実です。
すこしでも問題を解くときに意識的に問題を解き進めていく、誘導があるからと受動的になる必要がありません。
その具体的な戦術として、傾向を意識して自分から先へ先へと予想し、情報を整理していく、これが本当に大事だと思います。
ぜひ今一度自分の解き方を見直してみてください。
それではみなさん頑張ってください。