勉強法 医学部志望必見!医学部生が医学部志望のための受験英語を解説しました

医学部志望必見!医学部生が医学部志望のための受験英語を解説しました

医学部志望必見!医学部生が医学部志望のための受験英語を解説しました

医学部に入るためには?

こんにちは、みなさんは今医学部に向けて必死に勉強していると思います。
医学部に入るために必須となる英語という教科、この教科は得意不得意がかなりはっきりする教科だと思います。
私立と国公立では英語の出題の形式が異なるので一概には言えないかもしれませんが、単語力、文法力、長文読解力、作文力が総合的に問われます。
実に勉強に時間ががかかる教科であり、挫折しやすい教科でもあると思います。
ですがある一定のレベルに達していなければ合格はあり得ません。
そこで挫折しないためにもこの受験勉強がこれからの自分の未来を大きく左右するということを知ってもらいたいと思います。

受験としての英語

受験としての英語には大切な特徴があります。
それは試験中は自分の頭の中にある知識のみしか使用することができず、それを使うことでしか問題を解いてはいけないということです。
当たり前のことのように思えますが、実際ここが大事なポイントです。
つまり正答率が何に関係してくるかというと、自分の頭の中にある知識の正確性、考え方の正確性なのです。
受験生の中には多くの量をこなすことで点数が上がると考えている人が多いと思います。
確かに間違いではありませんし、読むスピードも上がり、試験時間内に解ける問題が多くなるので必然的に点数は上がります。
しかしどこかで伸び悩む時がやってきます。
正確性が身についていないからです。
すべての問題を解いても、60%の正確さしか持ち合わせていなければ、60点であたまうちになります。
みなさんには正確性を求めて勉強してもらいたいです。
テスト形式など、答えを正確に作る努力をしたり、問題を吟味する、ただそれだけで正確性は身につきます。
しかしこの正確性は正確性を求めて勉強しなければ身につくものではありません。
ぜひ意識してみてください。

医学部としての英語

ここまでは受験生に必要な英語力をかきました。
では医学部生になるとどのような英語力が必要になってくるのでしょう。
医学部に入ると身体の構造、生理的作用機序、病気の症状、それに対する薬、などなど様々な分野の膨大な知識を覚える必要があります。
教授による講義であったり、指定された教科書であったり、時には患者さんからも学ぶことになります。
しかし講義の資料や指定された教科書が英語で書かれていることがよくあるのです。
全く知らない知識を膨大に羅列された英文の中から読み取り学ぶということの大変さは想像が容易だと思います。
しかしここで大きく受験英語と違うのは辞書などを利用してもいいということです。もちろん試験の時は辞書は使ってはいけませんが。。
正直自分の知識にしてしまえば試験は大丈夫です、しかしそれよりも知識として定着させるのが果てしなく難しいのです。
でも辞書使えるし大丈夫でしょ?
そう思われたかもしれません。
ですが先ほども言ったように、果てしなく続く英文の中から知識を探し出し、頭につめる、この作業はとても簡単と言えません。
知らない単語をいちいち調べてそこから流れを読み取っていく、しかもその流れすらも正しいのかもわからない。
例を挙げてみましょう。
The growth of cancers is accompanied by progressive infiltration, invasion, and destruction of the surrounding tissue, wheres nearly all benign tumors grow as cohesive expansile masses that remain localized to their site of origin and lack the capacity to infiltrate, invade, or metastasis to distant sites.
安心してください、僕もさっぱりでした笑
知っている単語はちらほら、cancerとかは知っていると思いますし。
さあまずここから何をするかといえば単語をしらべます。
調べ終わりました。ここまではだれでもできます。
次にうまくつながるように文の構造を確認していきます。
ここがみんなできないのです。
この文章は悪性腫瘍と良性腫瘍における組織での存在形態の違いを説明しているのですが、その流れを掴もうと訳してもその答えが果たして正しい読み取りなのか、つまり正確なのか、ここがとてつもなく大事です。
ここを間違えたら間違えた知識を正しい文章から得てしまうことになります。もちろん日本語の解説を付けてあるものもありますが、そうでないことも普通にあります。
医学を学ぶ上で、英語と対面した時、それを読み取るはやさではなく、正確に読みとり知識にすることの方が大事ということがわかると思います。

必要な英語力とは

大学受験における勝ち、つまり合格を手に入れるためには点数を上げることが一番大事です。
しかし点数を上げることばかりに固執して、早く読めればいいと思っている人が多いように思います。
受験は正直運も絡んでくると思っていますので、仮に合格しても、医学生となって正確性に欠けている人はかなり苦労します。
正確性というのは医学において最も大事な気がします。
少しのミス、つまり正確性の欠落で患者さんの状況を悪い方向に持って行ってしまうかもしれません。
英語に限らず、知識として定着させる際の正確性、アウトプットする際の正確性、これをぜひ意識してもらいたいと思います。

最後に

みなさんは今とても焦る時期だと思います。夏が終わり、模試がたくさんあり、その中でなかなか自分の伸びを実感できない時が一番辛いと思います。
ですが医学部を目指すみなさんは正直入学は通過点です。
大学でも医者になっても勉強ばかりです、正直。笑
でも安心してください、大学受験が一番面白くないと思います。
行きたい大学に入って、学びたいことをたくさん学べるように、少し英語の意識を変えてみてはいかがですか?
読んでいただきありがとうございました。