モンゴル帝国の紙幣。交鈔ってどんなもの?|世界史勉強法

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モンゴル帝国は「交鈔」という紙幣を発行した。

材質はもちろん紙だよ。

銅銭は手に入りにくい銅で出来ていて実用性もあるからみんな喜んで物と交換した。

 

では、交鈔はただの紙なのに、なぜ人々は交鈔を物と交換したのだろう?

 

実は交鈔は国が発行した銀や塩(当時は貴重品)との交換券だったんだ。

交鈔を持っていけばいつでも銀や塩と交換してもらえるし、紙だから保管しやすくかさばらない。

だから、みんな喜んで交鈔を物と交換した。

 

便利なシステムで商売もやりやすくなったので、商業が発展した。

 

ところが、モンゴル民族は戦争は得意でも、統治はまるでだめな民族だった。

あっという間に国の金庫はスッカラカンになって、金欠になれば交鈔を作っちゃえばいいやというノリで、次から次へと交鈔を発行したんだ。

これがまずかった。

人々は大量に発行された交鈔を見て、本当に銀や塩と交換してくれるのか疑いだしたんだ。

だって、国が持っている銀や塩より多くの引換券が出回ちゃっているんだから、一斉に交換に行ったら、銀や塩をもらえない人が出てくるでしょ。

交鈔は信用を失って価値が下がってしまったんだ。

価値がどんどん下がっていく交鈔と物を交換したくなんてないよね。

今度は商業が停滞して、大混乱になってしまったんだ。

 

交鈔は紙で出来ていて銀や塩との交換券ということを覚えておこう。

便利だったから商業が発展したけど、乱発されるようになると信用を失って価値が下がり、大混乱になったことも覚えておこう。

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