グローバル社会の今、もはや、英語が話せることは武器ではありません。道具です。
本来であれば、机上の勉強と合わせて英語圏の方から英会話を直接学ぶべきです。
しかし、受験生の皆さまには時間が限られています。そこで、どういったモチベーションで英語の学習に取り組むべきかを1つのヒントとしてお伝えします。
ただただ漠然と英語を勉強することは非効率です。
何かしらの目標を持ちましょう。
私の場合は「パイロットになりたかったから」です。
航空業界にはあらゆる業務がありますが、
パイロット、客室乗務員、カウンタースタッフ、運航管理、整備士など、
必ず英語との接点があります。
どのような志でも構いません。
「英語字幕と英語音声だけで洋画を見たい」
「大学で英語の研究をしたい」
せっかく英語を学ぶのであれば目的を持って下さい。
「英語を話すためにはある程度の語彙力が必要です。」
私はこの言葉が嫌いです。
「ある程度」とは「どの程度」なのか。
言語の勉強は非常に抽象的です。
英語の試験には何かと何千語レベル、何万語レベルなどと抽象的な物差しがあります。
はっきりと申し上げますと、
「英語圏の方との英会話は、中学校卒業レベルでOKです。」
それ以上の語彙は、
あなたが将来歩む道に適した英語を学ぶべきです。
しかし、
それよりも先に受験対策の英語が待ち受けています。
受験対策の英語は、語彙力が勝負です。
覚えている単語の数だけ気持ちに余裕が生まれます。
文法については誰でも平等に勉強できますが、
語彙力だけでは個人差が激しくなります。
本日の締めくくりです。
英語は記憶です。
何度も何度も勉強する必要があります。
これはあくまでも1つのヒントですが、
私は「瞬間英作文」を意識して英語を学習しました。
「瞬間英作文」とは、
思いついた日本語文を即、英文に変えることです。
せっかく英語を勉強するのであれば、
受験対策にも将来のためにも使える英語を習得すべきです。
ノートの使い方のヒントとして、
1.左側に日本語文、右側に英文を書いて下さい。
2.日本語文を黙読して英文を読み上げて下さい。
3.スピードが命です。すぐに読めなければ見ながら読んでも構いません。
これだけを毎日取り組むだけで絶対に変わります。
例えば、
goという言葉にはさまざま意味があります。
また、go on/ go intoなどいくつかのフレーズがあります。
それらを1ページにまとめれば、
効率的にgoという単語を覚えれることができます。
ぜひ、「瞬間英作文」にトライして下さい。