三代格式って何だったっけ?思い出せない人は要チェック!

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律令制度を維持していくために、律令そのものを変更せず、補足や改定を行いました。

■格(きゃく)とは

→律令制定以後、律令条文の補足や改正のために出された法令 

■式(しき)とは

→律令施行の細則

 

間違っても(かくしき)と読んではいけません、(きゃくしき)ですよ!

 

平安時代に3つ格式が編集されて施行されました。

  • 弘仁格式
  • 貞観格式
  • 延喜格式

この3つの格式の総称が三代格式です。 

●問題

では、問題です。

下記記載で正しいもの選びなさい。

①弘仁格式は日本で最初に成立した格式である

②貞観格式は嵯峨天皇が編集を命じたものである

③延喜式は醍醐天皇が編集を命じたものである

④弘仁格式は大宝律令も補則したものである。

●解答

回答は①③④です。

 

①と④について

弘仁格式は820年に嵯峨天皇により、制定されました。701年から819年にかけて数多い格式を利用しやすいように官庁ごとに集録したものです。

大宝律令は701年からですので、補則されています。

 

②について

貞観格式は清和天皇の命で編集されたものです。

格は819~68年の期間の詔勅官符を編集し869年に完成

式は弘仁式の補遺(ほい)として変更新設された条文のみを載せ、871年に完成

 

③について

延喜格式は醍醐天皇の命で編集されたものです。

格は869~907年の期間の詔勅官符の中から重要なものを選んで集め、907(延喜7)年に完成。

式は弘仁・貞観式を併せて取捨し改訂して927(延長5)年に完成。 

補足

詔=天皇の命令。改元など臨時の大事に関して発せられる天皇の文書。

勅=天皇の命令。詔と違い、日常の小事に関して発したもの。詔書と異なり一般に公示されない。

官符=摂政・関白から下す文書。

 

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