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2018/11/09公開

分詞構文は接続詞の役割?訳し方を知ろう!|英語勉強法

こんにちは。塾講師めるです。
今回は「分詞構文ってなに?」という質問に答えていきます!

1)分詞構文ってなに?

すべての分詞構文に当てはまるわけではないのですが,
分詞構文の80%=「接続詞を使った文章を短く省略したもの」と思ってください。

たとえば,こんな英文があったとしましょう。

When he saw a policeman the thief ran away.
(警官を見ると,その泥棒は逃げ出した)

文法的にはまったく問題ありませんね。
ですが,英語は基本的に「めんどくさがり」な言語なので,
省略できるものはできるだけ省略したいんです。

そのときに邪魔になってくるのが,接続詞whenです。
接続詞の後には「S+V~」が必要なので,ひとつの文が長くなってしまいます。
そこで「接続詞を省略すればいいじゃん!」となるわけですね。省略するとこうなります。

He saw a policeman the thief ran away.

残念!このままでは文法的に正しくありません。
ひとつの文に2組の「S+V~」があるからですね。
そこで今度は「S+V~」の形を変えましょう。動詞に-ingをつけて分詞にします。
今回はHe=the thiefなので,ついでにHeも省略しちゃいましょう。

Seeing a policeman the thief ran away.

だいぶ短くなりました。これ以上はちょっと省略できませんね。
この文の形が「分詞構文」というわけです。

2)分詞構文ってどう訳すの?

分詞構文の訳し方にはパターンがあります。
頻度の高い順に紹介しましょう。
a)理由:(~なので)
b)時 :(~すると,~するとき,など)
c)付帯状況・連続動作:(~しながら,~して)
d)条件:(もし~ならば)
e)譲歩:(~けれでも)

特に覚えてほしいのはa)~ c)までの訳し方です。
ちなみにさっき「分詞構文の80%は接続詞の省略」と言いましたが,
残りの20%は,ここでいう c)の用法ですね。
(これはとりあえず和訳ができれば大丈夫です!)

3)分詞構文への書きかえってどうすればいい?

これはやり方さえ覚えてしまえばとっても簡単です!
学校では否定文,Having+過去分詞,…と細かく分けていますが,
今回は特別に万能型の「分詞構文の作り方チャート」を紹介します!

※接続詞の後にあるS+V~はそれぞれS’,V’と表しています。

① 接続詞を省略する

② S’とSを比べる    

…  S’=S の場合→S’を省略
   S’≠S の場合→そのまま

③(S’+V’~が否定文)  

…  not(またはnever)だけ残す

④ V’とVの時制を比べる 

…  V’=V の場合→V’を-ingに変える
   V’≠V の場合→V’をHaving+過去分詞に変える
 (ただし,V’とVが現在形と未来形のときは-ing)

⑤ あとはそのまま(文頭にBeing Having beenがあるときは省略してもOK)

例文を使って,ちょっと練習してみましょう。
上のチャートを見ながら分詞構文に直してみてください。

a)Because he didn’t know her phone number he couldn’t call her.
 (彼女の電話番号を知らなかったので,彼は彼女に電話することができなかった)
b)Because she had been very tired she went to bed early yesterday.
 (とても疲れていたので,彼女は昨日早く寝た)
c)Because it rained heavily we stayed at home.
 (ひどく雨が降っていたので,私たちは家にいた)

できましたか?答えはこんな感じです。

a)Not knowing her phone number he couldn’t call her.
b)(Having been) very tired she went to bed early yesterday.
c)It raining heavily we stayed at home.

4)まとめ

いかがでしたか?今回のポイントは以下の通りです。

・分詞構文=基本的には「接続詞を使った文章を短く省略したもの」
・訳し方 : a)理由:(~なので)
       b)時 :(~すると,~するとき,など)
       c)付帯状況・連続動作:(~しながら,~して)
       d)条件:(もし~ならば)
       e)譲歩:(~けれでも)
・書きかえ方:
 ① 接続詞を省略する 
 ② S’とSを比べる    … S’=S の場合→S’を省略
                 S’≠S の場合→そのまま
 ③(S’+V’~が否定文)   …  not(またはnever)だけ残す
 ④ V’とVの時制を比べる …  V’=V の場合→V’を-ingに変える
                 V’≠V の場合→V’をHaving+過去分詞に変える
               (ただし,V’とVが現在形と未来形のときは-ing)
 ⑤ あとはそのまま(文頭にBeing Having beenがあるときは省略してもOK)

まずは分詞構文への書きかえをマスターしましょう。
自分で書きかえることで基本的な形も頭に入ってくるので,
「分詞構文ってこんな感じ」という勘が身につきます。Good Luck!(がんばって!)

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