2018/11/09公開

接続詞のbeforeを理解するコツ!知っておくべき知識を整理!

接続詞の before は、「~する前に」という意味を持ちます。

この「~する前に」という意味をよく見かけると思います。

しかし、この接続詞 before はちょっと複雑な接続詞です。

時を表す副詞節になるなど、受験において注意すべき点が多いです。

ここではそんな接続詞の before の要点を見ていきましょう!

 

 

時を表す副詞節の before

接続詞の before について、まずは時を表す副詞節というものについて説明していきます。

時を表す副詞節というのは参考書でもよく見かける言葉です。

まずは例文です。

 

I will finish my homework before you come home.

(あなたが帰ってくる前に宿題を終わらせておきます。)

 

この文では、接続詞の before の節である、before you come home. という節が副詞節です。

この部分は、「あなたが帰ってくる前に」という意味の節です。

この節は、例文の「終わらせます」という動詞を修飾している副詞節です。

 

副詞というのは名詞以外を修飾しますが、この場合では、動詞を修飾する働きがあるということで、接続詞 before 以下の節は副詞節となります。

 

「あなたが帰ってくる前に」何をするか?というのは、

「宿題を終わらせます」の「終わらせる」という動詞につながります。

 

before you come home(あなたが帰ってくる前に)、will finish my homework(宿題を終わらせます)といっています。

つまり before 以下の節は「終わらせる」という動詞を修飾しています。

ですので、この before 以下の節は副詞節です。

 

さて、この接続詞 before の節は副詞節ですが、これはを表します。

宿題を終わらせる時がいつなのかを示しています。

 

このような時を表す副詞節は、その節の中が未来を示すときでも、未来形や未来完了形を使用することができません

これはとっても大事な知識です!

 

上記の例文に戻ってみましょう。

I will finish my homework before you come home.

(あなたが帰ってくる前に宿題を終わらせておきます。)

 

接続詞 before の節は副詞節で、「あなたが帰ってくる前に」の意味ですが、これはもちろん未来のことを指します

「これから」あなたが帰ってくるということですから、未来の話です。

にもかかわらず、come という現在形を使用しています!

これが、時を表す副詞節の特徴です。

 

この文では、主節(I will finish my homework の部分。この文の主語動詞がある部分になる。)には will が使われていますが、接続詞 before の節が時を表す副詞節になっているため、この節の中に未来形がありません

come という現在形が使われているのみです。

このように、時を表す副詞節内では、未来の話でも未来形や未来完了形を使うことができません!

 

 

大過去でも単純過去形が使える

接続詞の before について、もう一つ大事な点があります。

以下の例文を見てみましょう。

                              

I finished my homework before my mother came home.

(私は母が帰宅する前に宿題を終わらせた。)

 

この文の、接続詞 before の節を見てみましょう。

before my mother came home.

です。

これは、「私は宿題を終わらせた」という意味のこの文の主節の I finished my homework よりも前の話です。(大過去

ですので、本来なら過去完了を使うべきところです。

しかし、before の場合は、時の前後関係が明白です。

上記の例なら、主節の I finished my homework(私は宿題を終わらせた)の部分と、接続詞 before の節(従属節)の before my mother came home(母が帰宅する前に)の部分の前後関係が明らかにわかっていますね。

接続詞 before は「~する前に」という意味のため、主節と従属節の前後関係が明白です。

このようなときは、わざわざ過去完了を使用しなくてもかまいません

 

もう一度上記の例文を見てみましょう。

I finished my homework before my mother came home.

 

接続詞 before の節内は came という単純な過去形が登場しています。

このように、大過去を示すときも過去形で表すことができます!

接続詞 before は主節と従属節(before の節のこと)の前後関係がはっきりわかることをおさえておきましょう!

 

 

まとめ

接続詞 before は、「~する前に」という意味で有名ですが、その節の中ではいくつかの注意点があります。

上記で見たような注意点をしっかりとおさえておいてください。

時を表す副詞節大過去でも単純過去形が使える場合など、きちんと整理しておきましょう。

 

以下、接続詞 before の例文を出題しておきます。

 

以下の文を訳してみましょう。

(1)  I will do my homework before I forget it.

(2)  Mary finished her homework before her father came home.

 

 

<訳>

(1)  忘れないうちに宿題をするつもりです。

(2)  メアリーは父親が帰宅する前に宿題を終わらせた。

 

<補足説明>

(1)  について

接続詞 before 以下は時を表す副詞節ですので、未来のことでも現在形を使用しています。

この文は、直訳すると、「私は忘れる前に宿題をするつもりです。」となりますが、日本語としてはやや違和感がありますよね。そんなときは、「~する前に」という訳を「~しないうちに」と訳してみると意味は同じでも違和感がありません。「忘れないうちに宿題をする」とした方が自然です。before は、このような訳し方も覚えておきましょう。

この際に注意点があります。「~しないうちに」という訳につられて before の節内に not を使用して否定文にしないようにしましょう。

上記の例なら、before I forget it で、「それ(宿題のこと)を忘れる前に」という意味から「忘れないうちに」となります。この before の節内に not はありませんよね。これを before I don’t forget のように not を使って否定文にしてしまうと意味がおかしくなります!

「~しないうちに」という訳につられて before 内を否定文にしないように注意してください。

(2)  について

時の前後関係が明白なので、before 以下の節では、大過去の意味でも通常の過去形が使えます。

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