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2018/11/09公開

関係副詞where!関係代名詞との違いとは?|英語勉強法

関係副詞の where ですが、関係代名詞との違いがいまいちわからない…。そんなことがあるかと思います。

関係代名詞の which とはどう違うのか?どう使い分けるのか?そんな疑問がありますよね。

この関係副詞の where ですが、まずは関係代名詞との比較で考え、具体的なイメージをつかんでみましょう!

 

 

関係副詞 = 前置詞 + 関係代名詞

関係副詞は、「前置詞+関係代名詞」で置き換えることができます。

これは、関係代名詞関係副詞という、両者の違いを考えるうえで大事なことです。

まずは関係代名詞の文から見てみましょう。

 

That is the house which I used to live in.

(あれは私が以前住んでいた家です。)

 

これは以下の二つの文を、関係代名詞 which を用いて一つにした文です。

That is the house.

(あれは家です。)

I used to live in it.

(私は以前そこに住んでいました。)

二番目の文の、it とは、the house を指します。

では、関係代名詞を使って一文にする具体的な手順を見ていきましょう。

「あれは家です。」という文の「家」の部分について、「私が以前住んでいた」という内容を付け加えます。そうすると、「あれは私が以前住んでいた家です。」という一文にすることができます。

このように二つの文を一つにしてまとめるのが関係代名詞の特徴です。

ここでは、「家」というものに対して「私が以前住んでいた」という説明を加える(修飾する)ことになるので、the house(家)が先行詞になり、その後ろに関係代名詞の which を続け、さらに「私が以前住んでいた」という説明の部分の、I used to live in を加えます。

このとき、it はいりません。もともとの文の一つは、I used to live in it. でしたが、この itthe house のことを指しており、一文にするときにすでに the house は登場しているため、ここでは同じ意味の it はいりません。ですので、the house which I used to live in で、「私が以前住んでいた家」という意味になります。

こうして、That is the house which I used to live in. で、「あれは私が以前住んでいた家です。」という文になります。

 

さて、この関係代名詞 which の文ですが、これを関係副詞の where を使って置き換えることができます。

そのために、例文の

That is the house which I used to live in.

という文を、意味は同じのまま、ちょっと変えてみます。in に注目してみて下さい。

That is the house in which I used to live.

 

どうでしょうか。意味は同じですが、文の終わりにきていた in を、関係代名詞の which の前に移動しました。

このように、前置詞を関係代名詞の前に置くことができます。

関係代名詞のまとまり(which I used to live in の部分。関係詞節という)の中にあった前置詞の in を、関係代名詞の which の前に移動したことになります。

そして、この in which ですが、これを関係副詞の where に置き換えることができるのです。

関係副詞の where は、場所を示すときに使用します。この場合なら、the house(家)の部分です。

 

つまり、

That is the house which I used to live in.

という文の in の位置を変更して

That is the house in which I used to live.

とし、さらにこの in which の部分を where に置き換えて

That is the house where I used to live.

とすることができます。

 

つまり、関係副詞の where を使うと、その関係詞節(where I used to live というまとまりのこと)の中に、in は含まれません

前置詞+関係代名詞=関係副詞」となるので、この場合の in は、関係副詞 where を使うことで登場しなくなります。

 

以上が、「関係副詞=前置詞+関係代名詞」という考え方になりますが、次に、そもそもなぜこうなるのかについて説明をしていきます。

 

 

代名詞か副詞か

上記の例文をもう一度使います。

(1) That is the house in which I used to live.

(2) That is the house where I used to live.

という文です。

 

それでは、(1)の例文、つまり関係代名詞 which を使った文を、もう一度二つの文にしてみます。

これは、 That is the house which I used to live in. と同じですので、

That is the house.

I used to live in it.

となります。

 

それでは、(2)の例文、つまり関係副詞 where を使用した文を、もとの二つの文にしてみます。

以下のようになります。

That is the house.

I used to live there.

 

どうでしょうか。違いがあるのは、下の方の文です。That is the house. という文はどちらも同じですが、下の文が違いますね。

live の後が in it なのか、there かの違いです。

この違いが、関係代名詞を使うのか関係副詞を使うのかの違いになります!

 

まず、関係代名詞 which の方ですが、もともとの文の、I used to live in it. を考えてみましょう。

in itit というのは、the house を指します。the house名詞です。そしてこれを示す it代名詞です。

そして、この名詞である the house が先行詞となり、その後に which を伴い、I used to live in を加えるというのが、関係代名詞にする手順でした。

一文にする際、つまり That is the house which I used to live in. という文章にするとき、もとの文にある in it it はいりません。その it は、the house のことで、一文にするときにはすでに the house が先行詞として登場しているからです。

つまり、関係代名詞というのは、名詞を先行詞にして、その後に説明を加えるという意味で、関係代名詞という名前になります。

it という代名詞が、which という関係代名詞を使うことで消える、と考えてもいいでしょう。

 

それでは、関係副詞 where の方はどうでしょうか。

もとの下の文の、I used to live there. を見てみましょう。

この there は副詞です。

副詞は、名詞以外を修飾しますが、ここでは、there(そこに)という副詞が live という動詞を修飾しています。

live(住む)だけでは、どこに住むのかがわかりませんよね。そんなとき、副詞there が意味を補ってくれます。

副詞の there がつくことで、live there で「そこに住む」という意味になります。

 

さて、この I used to live there. と、That is the house. という文を一文にします。

「私は以前そこに住んでいた」という文と「あれは家です」という文を一つにして、「あれは私が以前住んでいた家です。」という文にするというのは、関係代名詞のときと同じです。

That is the house where I used to live.

となります。

まず、That is the house まではもとの文と同じです。

もう一つのもとの文である、I used to live there. の、there(そこに) という副詞は、場所を示します。そしてその場所が the house になります。

そこで、その the house(家)の説明部分ということで、「私が以前住んでいた」という説明を加え、「私が以前住んでいた家」とします。ここは関係代名詞のときと同じです。

手順としては、the house の後に関係副詞の where を続け、その後に I used to live を入れ、the house where I used to live で、「私が以前住んでいた家」となります。

ここで、もとの文の there はいりません。この there は場所を示すもので、これは the house を指しています。同じものがすでに the house として登場しているため、その後に関係副詞の where を伴って説明するときは、改めて there で説明する必要がなくなります。

 

このように、the house というのは、副詞there を使って示されていました。

これを関係詞を使って一つにするときには、関係代名詞ではなく、関係副詞を使うということになります。

 

このようにして、

That is the house where I used to live.

(あれは私が以前住んでいた家です。)

という文が完成します。

 

 

まとめ

この関係副詞と関係代名詞の違いは非常にややこしいですが、慣れるため、以下に空欄補充の問題を出します。

空欄補充の問題では、関係副詞か関係代名詞かを問う問題が多いので、慣れる意味でも問題を解くと効果的です。

ここで扱う文章は上記の例文と同じにしますので、どのような場合に関係副詞が入って、どのような場合に関係代名詞が入るのかのイメージを持ってみましょう。

 

<問題>

以下の空欄に最も適切な語句を選びましょう。

(1) That is the house (which where) I used to live.

 

 

どうでしょうか。答えは where です

このような空欄補充問題は、一つの文のもとになった二つの文を考えなければなりません。

本問では、That is the house. (あれは家です。)と、I used to live there.(私は以前そこに住んでいた。) という文が一つになったものである、ということを導き出さなければなりません。

 

それでは解説です。

最後の部分で、I used to live. となっていますが、前置詞がありません

live という動詞を使って「~に住む」という意味にしたければ、「live+in+名詞」のように in をつけなければなりません。

これは live が「住む」という意味では自動詞になるからです。目的語を伴わないので、live の後に名詞を続けて「~に住む」という意味にはできません。

「住む」という意味にしたければ、in をつけるしかありません。

しかしこの問題では前置詞の in がないため、the house について「私が以前住んでいた家」という意味で説明するには、I used to live there. として、この副詞である therethe house(家)という場所を示す、と考えるしかありません。

つまり名詞ではなく副詞の there を使います。

そして、That is the house. という文と、I used to live there. という文が一つになったんだ、と考えて解きます。

そうなると、この文を一つにするには、選択肢の中では関係副詞where を選びます。

この問題の答えは where です。

 

次です。以下の場合はどうでしょうか。

(2) That is the house (which where) I used to live in.

 

今度は、最後に in が含まれていますので、答えは関係代名詞の which です。

関係副詞の where は使われません。

もし関係副詞を使うなら、I used to live there. であるはずですが、そうであれば本問の in が邪魔になります。

in がある以上、それと一緒に there は使えません。there という副詞はそれ一語で「そこに」という意味で動詞を修飾します。in が入る余地はありません。

となれば、本問では in が入っているので、That is the house. という文と、I used to live in it. という文が一つになったんだ、と判断します。

そうなると、この文を一つにするには、選択肢の中では関係代名詞which を選びます。

答えは which です。

 

最後です。以下の場合はどうでしょうか。

(3) That is the house (which in which) I used to live.

 

今度は、最後に in が含まれていません。

しかし、選択肢には関係副詞の where はありません。

とすれば、関係代名詞which で、かつ、in をつけなければなりません。

in は、関係代名詞の前につけることができるので、本問の答えは in which となります。

 

ちなみに、この問題で、選択肢が(which where)なら、答えは where です。(1)の問題と同じになります。

つまり、in which と where は同じということになります! 

この、「関係副詞=前置詞 + 関係代名詞」という関係も、おさえておきましょう!

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