勉強法 自己流の英語の受験勉強法により早慶上智に現役合格

自己流の英語の受験勉強法により早慶上智に現役合格

自己流の英語の受験勉強法により早慶上智に現役合格

① 高1・2の英語の勉強法

私は公立高校の中位校に通っていました。この時期の英語の勉強法は一般的なメジャーなものであると思っていました。すなわち授業・教科書を中心にして、英文和訳なら未知の英単語の和訳および和訳文をノートに書き、和文英訳・英文法なら英訳文をノートに書いていました。学校の定期試験では良い成績を維持出来ていたので、高1の時から得意科目となっていました。

② 高2の3学期に志望大学・学部を決定

高1・2の社会系科目の授業を通して法学に興味を持つようになり、また高1の時から英語は得意科目となっていました。早慶上智の各法学部は私にとってかなり高いレベルの目標であったこと、これらの学部において英語の配点は他の入試科目の配点に比べ高かったことから、志望大学・学部に決めました。

少し本題から外れますが、英語は得意しかし他の入試科目は苦手の場合、英語の配点違いによる合計の得点率に対する影響にも言及したいと思います(仮の3科目入試および数字の例)。

3科目の配点が同じ大学・学部 
      得点/満点   得点%
英語    80/100  80
他科目   50/100  50
他科目   50/100  50
-------------
合計   180/300  60

英語の配点が他の2科目に比べ高い大学・学部
英語   120/150  80
他科目   50/100  50
他科目   50/100  50
-------------
合計   220/350  63(1%未満を四捨五入)

英語の得点率が同じでも、合計の得点率では3%も違いが生じますので、志望大学・学部決定の一要素にはなりうると思います。もちろん第一志望が英語も同配点の場合は、他科目の得点力向上に尽力するのみです。          

③ 高2の3学期から受験勉強を開始

文系または理系のコース分けはなかったので、高3になっても理数系科目の授業・定期試験準備に取られる時間に変化はありませんでした。また受験勉強のために睡眠時間を大きく減らすような生活も長続きしないと思ったので、効率を重視し④で言及のように英語の「受験勉強範囲を絞る」ことで時間的制約の対策としました。

④ 参考書は「英語の総合~」の類のタイトルが付いたもの1冊

学校の教科書に加えて参考書は、「英語の総合~」の類のタイトルが付いたもの1冊にしました。普通は英文和訳で1冊、和文英訳・英文法で1冊、合計2冊にするでしょうが、内容に重複がありましたので、「受験勉強範囲を絞る」ためにこのようにしました。英文和訳・和文英訳・英文法をこの1冊で勉強しましたが、長文読解(長文要約)のような問題についてはこの1冊では不足と思ったので、⑤で言及のように対策として通信添削問題を利用しました。

⑤ 通信添削問題で本試験での対応力アップ

④で言及した参考書には英語体系のテーマ毎に英文和訳・和文英訳・英文法の問題が配置されていましたが、本試験問題の配置は過去問を見ても予測出来ないと思いました。英文法の問題については正誤が明らかで容易に採点出来ましたが、記述式の英文和訳・和文英訳の問題については解答例と自分の回答が違った場合、採点に迷いました。また英文は短文であったため長文読解(長文要約)のような問題に対しては不足と思いました。参考書のこれら短所の対策として、通信添削問題を利用して本試験での対応力を高めるようにしました。

⑥ 英単語集

単語力は特に重要視しました。難関大学突破に必要な単語力は4000~6000語レベルと聞いていましたので、これに見合う単語集1冊にしました。学校の教科書、参考書および通信添削問題に出て来る未知の単語を単語集で調べ、チェックマークを付けました。単語集にない単語は辞書で調べ、書き込みました。単語集で既知の単語を復習すると共に、未知の(チェックマークが付いていない)単語も予習するようにしました。