勉強法 忘れるのは当たり前!脳の仕組みを理解して最短距離で勉強しよう!

忘れるのは当たり前!脳の仕組みを理解して最短距離で勉強しよう!

忘れるのは当たり前!脳の仕組みを理解して最短距離で勉強しよう!

人は忘れて当たり前

人間というものは自分にとって必要のないものを忘れるように出来ています。ですのでよく勉強が出来ないと嘆いている方はあなたが勉強したことを脳が必要のないものと判断してしまっているので忘れてしまうのです。 しかし脳の仕組みを理解すれば今まで覚えることが苦手だった人でもきちっと覚えられるようになっていきます。

記憶のメカニズムを知ろう

何かを覚えようと思った時まず最初に記憶の仕組みを知ることが大切になっていきます。ここでは簡単に記憶の仕組みの説明をしたいと思います。 まず脳は何かを記憶しようとした時これは長い間覚えておいた方がいいなと判断して残しておく長期記憶とこれは一時的に覚えておけばいいなと判断して置いておく短期記憶とがあります。 短期記憶はまず海馬と呼ばれる場所で一時的に保存されここで重要と判断されたものが側頭連合野と呼ばれる場所に送られ長期記憶として定着していくことになります。

忘れるタイミングを知ろう

ここではまず人間がどういうタイミングで物事を忘れるかを表しているグラフを見ていただきたいと思います。

この上のグラフをエビングハウスの忘却曲線といいます。 見てわかるように人間は20分で42% 1時間で56% 1日後に74% 1周間後に77% 1ヶ月後には79%も忘れてしまいます。 ですので物事を記憶するためにはこのタイミングで復習することが大切になっていきます。 もちろん人によって忘れる少しづつタイミングは変わってきますが1つの目安として覚えておくと今後役に立つと思います。

自分に合った問題集を買おう

ここでは私がどのように問題集を選んでいたかを紹介したいと思います。とは言っても難しいことは何もしていません。 上で紹介したことをそのまま行っただけです。ただ2つだけ勉強が苦手な方に気をつけて欲しいことがあります。

1.問題集は出来るだけ薄く基本問題で構成されているもの。 2.解答は別冊になっていること。 勉強が苦手な方はまずこの2点に気をつけて問題集を選んで欲しいと思います。 なぜかと言うといくらやり方がわかったとしてもいきなり分厚い問題集や難易度が高い問題集から手を付けると途中で放り出してしまう可能性が高いからです。 また解答が別の方が解説が読みやすく便利だと思います。

より効率よく勉強しよう

ここではより効率よく記憶していく方法を紹介したいと思います。 多くの人が視覚を中心とした勉強を行っていると思います。 ですがせっかく同じ時間勉強するなら他の感覚器官も同時に使った方がより効果が出ます。 特に一番簡単なのが声に出すことです。(聴覚を使う) 暗記をするならただ黙読するだけでなく声に出しながらノートに書いたり数学なら解答を他人に説明するようにして説いてみると本当に自分が理解しているかの確認にもなるのでオススメです。

しっかり睡眠しよう

これまでどのようにして記憶がされていくかを説明してきましたが実は睡眠中に何が大切な情報で何が不必要な情報かが判断されます。 ですので勉強は夜遅くまで行わずしっかり睡眠をとるようにしましょう。

おわりに

いくら勉強の方法が分かっても実行に移さなければ何も意味がありません。 これまで勉強が苦手だった方、あまりやってこなかった方も脳の仕組みをしっかり理解して効率よく勉強をしていって欲しいと思います。