勉強法 過去形と過去分詞の違いとは?丁寧に解説!|英語勉強法

過去形と過去分詞の違いとは?丁寧に解説!|英語勉強法

こんにちは。塾講師めるです。
今回は「過去形と過去分詞の違いは?」という質問に答えていきます!

 

1)過去形と過去分詞の違いは?

一番大きな違いは「品詞」が異なるということです。
ちょっと例文を挙げてみましょう。

I broke the window.(私はその窓を割った)

これは簡単ですね。動詞break(~を壊す)の過去形brokeを使うことで,
「~した」と過去の意味を表すことができます。

では,これはどうでしょうか?

I just broken the window.(私はちょうど窓を……)

残念!この言い方では文法的に意味が通じません。

ここで使われたbrokenは過去分詞ですよね?
「分詞」は「動詞」を変形して「形容詞」にしたものなので,
動詞としては使えなくなってしまうんです。

(「分詞」について詳しく知りたい方は,こっちの記事も読んでみてくださいね!)

ただし,これは過去分詞だけで見た場合の話なので,
他の動詞と過去分詞をセットで使う分にはまったく問題ありません。

I have just broken the window.(私はちょうど窓を割ってしまったところだ)

これなら過去分詞とは別にちゃんとhaveという「動詞」があるので,
「S+V~」が正しく作れていますね。文句なしです。
ちなみに,他の動詞と過去分詞をセットで使う用法は,次の二つです。
どちらも重要なので覚えておきましょう!

be動詞   +過去分詞=受動態(受身)
have(had)+過去分詞=完了形(完了・経験・継続)

 

2)まとめ

いかがでしたか?今回のポイントは次の3つです。

・過去形 =「動詞」 (過去を表す)
・過去分詞=「形容詞」(動詞としては使えない)
・過去分詞は他の動詞とセットで使うbe動詞    +過去分詞=受動態(受身)
                  have(had)+過去分詞=完了形(完了・経験・継続)

特に「過去分詞は動詞として使えない!」という点については,
間違える方が多いので注意して覚えておきましょう!