勉強法 「~しても無駄だ。」表現は頻出

「~しても無駄だ。」表現は頻出

よく出る構文の一つに「~しても無駄だ」という意味を持った英語の独特な表現があるよね。これは受験で書き換えの問題の定番になっているんだ。だから、一つ一つ丁寧に捉えよう。では、説明しますね。

 

① It is no use / no good ~ing.

 It is no use / good ~ing. はuseとgoodどっちを使っても問題ないよ。、文頭のit が仮主語、~ing 以降が文章の本当の主語であることを考えれば、「~することは全く役立つことではない」となります。そこから、「~しても無駄である」という意味になったよ。これはnoがあるから否定的な意味であることはわかるよね!

It is no use / no good arguing with him.
「彼と議論しても無駄である」

② There is no point (in) ~ing.

 There is no point/sense/use (in) ~ing. は3つもパターンがあるから大変だね。でも、知っていればできるものだから覚えなきゃ損だね!!

全体では「~することの中には全く意義はない」→「~しても仕方ない」「~しても意味はない」となるよ。
There is no point / sense / use (in) reading this stupid book.
「この愚かな本を読んでもなんにもならない」

③ What is the point of ~ing ?

 さらに、What is the point/good of/in ~ing ? 「~することの意義・目的は何なのか」という表現は、反語的に使われ「~することには意義・目的はない」→「~しても無駄だ」と解釈されます。反語ってなんだって思った人は現代文のお勉強!!

例えば、「明日俺は勉強するのか。いいや、しない」これが反語だよ。

What is the point of arguing with him ?
「彼と議論しても無駄だ」

ここで大事なことは、それぞれの書き換えができるかどうかだよ。例えば、

「彼と議論しても無駄である」を

It is no use arguing with him→There is no point arguing with him.

とやってもまったく同じ意味になるってこと。だから、空所問題だったり、完全な書き換え問題だったらでよく出るので注意してね。