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小説文の読み方と評論文の読み方の違いは?小説文で意識すべきこと

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小説文と評論文の違いとは

小説文も評論文も、現代文として出題される以上は問題の根拠は本文にあって、主観をはさまずに本文だけを根拠に考えていくということになります。しかし、本文を根拠に考えていくときの判断が、小説文の方が評論文よりややこしい場合があります。評論文は文章の中で論理展開が進み、ある問題に対しての根拠が比較的明確にわかりやすいですが、小説文の場合の根拠は心情表現などで示されるので、根拠として考えるときに明確さを欠くように感じられて迷いやすい、といった特徴があります。

心情表現をとにかく確認する

そんな小説文ですが、やはり大事なことは心情表現になります。小説文は評論文よりもなんとなく漠然としているように感じられて根拠として判断することが難しいですが、その分、どうしても主観が入りやすくなってしまいます。登場人物の心情をなんとなく想像してしまい、それをもとに解答していくといった状態になりがちですが、心情表現の根拠がなく想像で解いてしまうのはもちろん危険です。たとえ心情がなんとなく想像しやすいような内容であっても、明確に心情表現が書かれている箇所を探してそこから判断していくことが大事です。

場面ごとの状況を考える

小説文では、同じ場面だけで終わるものや、何日、あるいは何年かに場面が分かれて進むものもあります。同じ時間でもいくつかに場面が分かれているものもあり、いろいろなパターンが考えられます。小説文では場面ごとの状況をしっかり把握することが大事です。場面や状況が変わったことに気づかずに読み進めると、小説文の流れを正確に把握できなくなってしまいます。状況がどう変化していくのかという小説文の流れをしっかりと捉えるためにも、場面ごとの状況の変化や同じ場面での状況の変化などを注意深く見ていくことが大事です。また、場面ごとの状況を考えることはその場の登場人物の心情のヒントになることもあります。心情表現と合わせて判断するときにも、場面や状況を考えることは大事です。

登場人物にももちろん注意する

小説文では人物がもちろん登場しますが、この登場人物が多い場合だとやっかいです。読み進めていって途中から新たに登場人物が増え、混乱していくことにもなります。どんな登場人物がいるのかは最後まで読まないとわからないことなので、読み始めた段階から登場人物にしるしをつけるなどしてチェックしていくと効果的です。登場人物にはきちんと意識を向け、しるしなどで整理をしながら解き進めていきましょう。