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南北問題から見る先進国と発展途上国の経済格差|政治経済勉強法

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南北問題

 南北問題、というのは、先進国と発展途上国の経済格差を表す言葉です。

 ちょっと想像してみましょう。先進国って例えばどこでしょうか?アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本……はい。では次に、発展途上国を想像してみましょう。インド、ベトナム、ミャンマー、アルゼンチン、ブラジル、ケニア……はい。では、それらの国々を、地図で見つけてみましょう。そうすると、わかることがあります。

 先進国は主に北半球にあり、発展途上国は主に南半球にあるのですね。つまり、地球の北半分と南半分に経済格差があるのです。これを、南北問題というのですね。

 ちなみにこの言葉は、単に問題を指摘するために持ち出されたわけではありません。このような格差の背景には、先進国による発展途上国の植民地支配や搾取が歴史的に存在しており、先進国には責任がある、だから先進国は発展途上国のために経済援助をしなければならない。そういう呼びかけのための言葉でもあったのですね。

 

途上国どうしの格差も ――南南問題

 さて、発展途上国のうちでも、いくつかの国々は経済成長を遂げるようになりました。韓国・台湾・香港・シンガポールのアジアNIEsや、サウジアラビアなどの産油国、そして中国・ロシア・ブラジル・インドのBRICsなどです。こうして途上国からも成長を遂げる国が出て来ると、途上国の中でも格差ができるようになってしまいました。これを、南南問題といったりもします。余裕があると、覚えておけるといいですね。