勉強法 集中力ってどれだけもつの?集中力に差はありません

集中力ってどれだけもつの?集中力に差はありません

集中力ってどれだけもつの?集中力に差はありません

1.そもそも、高校生の集中力ってどのくらい?

 人間の集中力というものは、実はそんなに長時間は続かないものです。集中力があると言われると言われている人も、集中力がないと言われている人も、実はどちらの人も基礎的に持っている集中力は同じくらいです。どのくらいかといえば、40分から90分が限界と言われています。 高校生の授業は一時限が45~50分に設定されていますよね?それはこの集中力を基本にして設定されているからです。

2.集中力のある子とない子

 私自身はそれでも集中力が持ちませんでした。学校の一時限中でも途中で眠くなってしまって、自分でも私には集中力が無いんだ、と思っていました。 しかし、クラスメートの中には授業を写して、自分自身で書き込みまでしている子もいました。高校生の時の私は「あの子は集中力が高い子なんだな」と思っていましたが、今となっては、あのクラスメートは集中力の持続、発揮のさせ方を知っている子だったのでしょう。

3.集中力の使い方① 一番集中力の高い時間を使いましょう。

 先ほど、人間の集中していられる時間は40分から90分とお話しました。ただし、この中でも”波”が存在します。それは大体15分と言われていて、その15分を一つの波として、集中力が高まったり弱まったりを繰り返している、と考えてください。 つまり、最初の15分に必修、と呼ばれるような重要な勉強を持ってくる。これだけでも大分効率よく集中力を使うことができると思います。

4.集中力の使い方② 環境を整えましょう。

 15分周期で波が来て、しかも連続では40分から90分しか続かない。そんな集中力を持続させるために、まだ出来ることがあります。 環境を整えましょう。 それは例えば自分の嫌いな雑音がない状況を探すこと。また自分が一番集中できる環境を見つけることなどが考えられます。私は多少音がある方が集中できるタイプだったので、図書館などではなく教室やカフェなども利用していました。

5.集中力の使い方③ 続かないならそれでいい

 高校生だって、受験生だって人間です。部活のあとで眠いのも当たり前。だから、眠くなったりした時は思い切って仮眠をとってしまいましょう。この時に重要なのは勉強していない、というような罪悪感を持たないことです。効率よく勉強するために、今は休んでいる。何も悪いことではありません。 ちなみに、同じ科目に飽きたら別の科目に変えてみる、なんていうこともいいと思います。

6.まとめ

 集中力は上手に付き合えるようになれば、受験勉強の強い味方になります。 自分がどんな周期で、どんなやり方の時が一番集中できるのか。それを探すことも重要です。探す時間がもったいないと感じても、そのあとの効率が変わってくるので、焦らず探していきましょう。