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下図は2017年入試の主要大学における志願者数や合格者数などをまとめた表です。
注目してもらいたいのは、「合格者数」。
例えば、法政大学を見てみると、2016年に比べて2017年は2011人合格者が減っています。
法政大学では昨年17,230人の志願者が増えているのにもかかわらず、合格者が減っています。
「志願者数が増えればその分合格者数も増えるんじゃないの?」「大学側も合格者数が増えた方が収益が上がるから嬉しいんじゃないの?」とお思いの方もいるのではないでしょうか。
しかし、国からの地方創生の一環として、大規模大学から順に厳しく入学者数の制限がなされています。大学側は国から補助金をもらっていて、これを逆らうと国から補助金がもらえなくなってしまいます。
それもあって、合格者の増加は大学側にとって一概に良いものだとは言えません。
そのような背景があり年々私大入試の難化が進んでいます。
早稲田大学の箇所を見て欲しいのですが、早稲田大学は2049人合格者が減っています。
これが何を意味するのかというと、今まではギリギリで早稲田大学に合格していた2049人が不合格になるということです。
そうなると、そのギリギリ不合格になった人の大半が併願でMARCHも受験するので、MARCHの合格はなんとか掴み取ることができます。ただ、上記の流れでいくと、今度はMARCHにギリギリで受かっていた人が受からなくなってしまいます。
…という具合に、上位層の受験生からどんどん下位の大学へ受験生が流れるという現象が起きるのです。
要するに、2月の試験でMARCHに受かるようなペースで勉強をしてももうMARCHには受からないということです。わかりやすく言えば、早稲田大学に合格するレベルに到達してようやく、明治大学に合格できるのです。
2018年の入試からは、これまで1.2倍までは問題なかった入学者定員が1.1倍にまで減少し、2019年からは1.0倍になります。
これから先どんどん入学者定員が減る中で、当然合格者数も減っていきます。
合格者数が減れば競争率や倍率、合格者最低得点は上がり、合格することが非常に困難になるのです。
ここまで私大入試の難化についてお話しましたが、あくまで難しくなっているだけで、合格できないわけではありません。今、高校1年生であろうと2年生であろうとできることは山ほどあります。
ちなみに、よくある質問は以下のような質問です。
A.受験勉強を始めるタイミングに遅いということはあっても、早いということはありません。”単語を1日10個覚える”でも何でもいいです。自分のできることから少しずつ始めてください。
A.そんな心配のしている時間がもったいないです。その悩んでいる時間に単語をいくつ覚えられるでしょうか?間に合うかどうかではなく、どう間に合わせるかです。
今回の記事をお読みになって、
「やばい、今からやらねば…」
と少しでも思った高校生がいれば、まずは一度tyotto塾にお問い合わせください!
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