勉強法 仮定法の現在・過去・過去完了・未来の4つの形|英語勉強法

仮定法の現在・過去・過去完了・未来の4つの形|英語勉強法

仮定法には、現在、過去、過去完了、未来の4つの形があります。

参考書を見ればわかることが多いので、あとでさっと見直すのに役立つようなまとめをしようと思います!

 

◆仮定法現在

現在、未来についての仮定に用います。

実現の可能性がある程度あることが仮定されます。

<if 主語 過去形 主語 would(shouldcould) 原形>

例:If it rains tomorrowthe baseball game will be canceled.

(明日雨が降ったら、野球の試合は中止になるでしょう)

 

雨が降るというのは十分にありえることですよね?

ここで、ミートボールが降るなんていう突拍子もない仮定をする場合は仮定法未来を使わなければいけません。

ただし、仮定法未来は滅多に使われないので、最後に説明することにします。

 

◆仮定法過去

現在の事実と反すること、又は実際にはありえないことを仮定するときに使います。

<If 主語 動詞過去形主語 would(couldshould) 動詞原形>

 

例:現在の事実と反する

If I could solve this problemI would pass the test.

(もしもこの問題が解けたら、テストに合格できるのに)

 

この場合、「この問題が解けない」という事実と反するので仮定法過去が使われています。

このようなことにならないように勉強をしておかなければいけません。

 

例:実際にはありえないこと

If I were a birdI would fly to you.

(もしも私が鳥だったら、あなたのところまで飛んでいくのに)

 

最もよく見る仮定法の例文ですね。私が鳥になることはありえません。

このようなことが仮定されるときに仮定法過去は用いられます。

 

 

◆仮定法過去完了 

過去の事実と反することを仮定するときに使います。

<If 主語 had 動詞過去分詞主語 would have 過去分詞>

 

例:If I had solved the problemI would have passed the test.

(もしもあの問題が解けていたら、テストに合格していたのに)

 

まだ言っています。先ほどはテスト中の思いでしたが、今回はテスト後に振り返っての発言です。よっぽど悔しかったのでしょう。

「あの問題が解けなかった」という過去の事実と反するので仮定法過去完了の形が使われています。

 

◆仮定法未来

現在、未来において容易に起こりそうにないことを仮定するときに使います。

英作文で出題されることは少ないです。基本的には仮定法現在を用います。

仮定法未来が必要になるのは、文法問題の選択肢や穴埋めの時でしょう。

 

<If 主語 were to 原形~>

実現可能性0パーセントであることをあえて仮定するときに用います。

「〜」のところは、wouldなどを用いたり、命令形になったり、直説形だったりします。

 

例:If meat balls were to falleveryone would be happy.

(もしもミートボールが降ってきたら、みんな喜ぶだろう)

 

お待たせしました!ミートボールの雨の例文です。

これは実現可能性0パーセントですよね。

 

<If 主語 should 原形~>

実現可能性が限りなく低く、万が一のことをあえて仮定するときに用います。

さきほど同様「~」のところは何でもいいです。

万が一の条件のときに、shouldを用います。

 

例:If he should cometell him to phone me.

(万が一彼が来たら、私に電話するよう言ってください)

 

例:If he should comewhat should I do?

(万が一彼が来たら、私はどうすればいいのでしょう)

 

彼はとても忙しくて、滅多に顔を出さないような人物なのかも知れません。あるいは行方不明で、連絡も取れないような状態なのかもしれないです。

彼が来ることはほとんど想定出来ない未来であるということがわかります。

 

以上、仮定法のまとめでした!

仮定法は受験英語で欠かせないポイントなので、自分の中できっちり整理がつくまで何度も英作文をしてみてください。

・・おっと、実はifを用いない仮定法があるのを言い忘れていました!

気になる方はこちらへ→ifがないのに仮定法?ifなし仮定法の用法7選!